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口呼吸と歯列不正について

三鷹市、ファミリー歯科医院、院長の佐野真弘です。

 

今回は口呼吸の弊害パート2です。

口呼吸は習慣化すると、様々な悪影響を与えてしまうと言われています。

特に口腔内においてはそれが顕著です。

 

例えば、 

Oral breathing and dental malocclusions.Eur J Paediatr Dent. 2009 Jun;10(2):59-64.

という論文では6-12歳までの小児、鼻呼吸と口呼吸習慣者、各71人を比較検討しています。

 

これによると、口呼吸と歯列不正には明らかな相関関係が認められます。

要するに口呼吸習慣者では歯列不正の子が多い、ということです。

 

実はこのような報告は多々ありますが、このレポートではきっかけとなる初期変化は

口呼吸であるのか、それとも骨格的なものであるのかは断定出来ていません。

確かに遺伝的な骨格的要因も不正咬合の一因としては考えられます。

しかし口呼吸習慣は顔面の骨格的要因へも影響を与えると思います。

ただ歯科と耳鼻科やアレルギー科と連携を取って治療を行っていくべきだ、とあります。

 

確かに鼻が詰まっていては口で呼吸するしかありません。

ですから口呼吸を改善していくためには、鼻の通りを良くしておくことが絶対条件となります。

鼻の通りを良くしてから呼吸習慣を改善していかなければならないのです。

そのためには歯科だけではなく、耳鼻科やアレルギー科等との連携も必要になると思います。

 

口呼吸習慣を改善することが、矯正治療の成功に繋がっていくのではないでしょうか?


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