「私が心理学を学んだ理由」⑫私が間違っていた!
Blog--こころの研究室
三鷹市、ファミリー歯科医院の佐野サヤカです。歯科医師であり、心理カウンセラー・講師でもあります。
私は現在、✨お口の癖からその方の心理を読み解き、人生を原点から輝かせる活動をしています✨
具体的には心理学をベースにした講座や個人セッションを行い、相談者さまが自分で健康を創ったり、自分の人生を取り戻すお手伝いをしています。このブログでは、まず歯科医師である私が心理学を学ぶことになったきっかけをお伝えしています。
これまでのお話しは・・・
病後の回復が悪く、目に見えないパワーも手に入れましたが「再発疑い」から逃れられなかった私は、「フラクタル心理学」を学び始めました。そこで、自分の思考が病気を作ってしまったことに気がつきます。子供の頃の思い出では、「自分が親よりもエライ」と勘違いをしていて、大人になった今でも「お母さんは間違っている」と思っていることが分かりました。講師にそれを指摘され、「お母さんの言うことを聞きなさい」というアファメーションを毎日何回も唱えるよう指示され、私は真面目に取り組みました。
私は真面目に「お母さんの言うことを聞きなさい」というアファメーションを唱えました。
毎日、何回も何回もです。
次の講義中、
別の「お母さんの言うことを聞かなかった」思い出を講師に話していた時に、
急に胸のあたりからこみ上げてくる感情がありました。
「母の言うことを聞かなかった私が間違っていた!」😣
「もっとお母さんのお手伝いをすべきだった!!」😥
そう分かった途端、涙が溢れてきて、母に対する申し訳なさで胸がいっぱいになりました。
それまで私は、「病気になったのは親の愛が足りなかったからだ」と思い、親を心の底で責めていました。
でも、自分が間違っていたとはっきり分かってしまったら、
今までにした、親への振る舞いの多くが、間違いであったと気がついてしまいました。
- 私は子どもで、親の言うことをちゃんと聞かなくてはいけなかったのに、「自分がエライ」と勘違いをして、親に叱られても心の中で親をバカにしていた。
- そんな私に、親は一生懸命働いて、教育を受けさせてくれた。
- 私が将来困らないように、自分の人生をかけて作ったお金を私の教育に使ってくれた。
- 私は親にたくさん愛されていた。
- 仕事でいつも一緒にいられなかったけど、本当の愛をたくさん貰っていた。
それなのに、私は「自分が一番エライ」と勘違いをし、親に頼まれたこともせず、叱られたことを逆恨みしバカにしていたのです。😣
罪悪感で胸がいっぱいになりました。😥😥😥
すぐに、母に電話をして、当時のことを謝罪しました。
母は「若いうちはみんなそう。気にしないで大丈夫」というようなことを言ってくれました・・・。
こうして、私は一つの山を越えました。
「親には愛がなかった」が
「私は親に十分に愛されていた」に変化しました。
見えている世界ががらりと変わった瞬間でした。
続く
カテゴリー:こころの研究室 投稿日:2023年3月11日