私が心理学を学んだ理由⑪「お母さんの言うことを聞きなさい」
Blog--こころの研究室
三鷹市、ファミリー歯科医院の佐野サヤカです。歯科医師であり、心理カウンセラー・講師でもあります。
私は現在、✨お口の癖からその方の心理を読み解き、人生を原点から輝かせる活動をしています✨
具体的には心理学をベースにした講座や個人セッションを行い、相談者さまが自分で健康を創り、自分の人生を取り戻すお手伝いをしています。
もう少し詳しくお伝えすると・・・
心理学的なアプローチで、
- お子さまが自主的に歯磨きできるようになったり、
- 爪噛みや指しゃぶり、猫背の癖が治ったり、
- 大人のくいしばりの癖が改善したり
という結果を出しています。
私の用いている心理学は、深層意識(潜在意識)のコントロールができ、心の深くから癖の修正できるというわけです。
このブログでは、まず歯科医師である私が心理学を学ぶことになったきっかけをお伝えしています。
これまでのお話しは・・・
病気をして、再発を繰り返し、排便障害で困っていた私は、「今までと全く違うことをやろう」と決め、レイキができるようになりました。見えない力を手に入れたことで「もう再発はないだろう」と検診に行ったところ「再発疑い」の結果となった私。「まだ何か足りない」と思い、今度は心理学を学びました。その心理学は(フラクタル心理学)は、困ったことの原因除去ができる心理学でした・・・。
「思考が現実化する。100%」「人は必ずメリットを選んでいる」という、フラクタル心理学で、私は自分がいろいろなメリットと引き換えに、病気になっていることが分かってしまいました。「思考が100%現実化する」のなら、「自分の人生は、自分でどうにでもできる」ということです。どうしても再発したくない私は、初級講座を受講することにしました・・。
「初級講座は」オンライン(zoom)での受講を選択でき、6日間×6時間という長丁場の講習でした。
身体が持つだろうか?トイレに閉じこもって受講できなかったらどうしよう・・・。
そんな不安もありましたが、やはり「再発したくない」という一心で、取り組むしかありません。
私のやれることは今、これしかないのです!
「初級講座」のテーマは「本当の自分を知る」です。
具体的には自分の勘違いや思い込みに気がつく作業をしていきます。
私はずっと、
- 病気になったのはストレスに弱かったから。
- ストレスに弱くなったのは、幼少期に親に愛されなかったから。
- 両親は仕事ばかりして、構ってもらえなかった。
- だから、病気になったのは親のせいだ。
そんな風に考えていました。🥺
ところが、初級講座でこの考えががらりと変わるのです・・・。
私が最初に、講師に指摘されたのは「自分が正しい」「自分が偉い」と深層意識の自分が思っていた事でした。
4歳ぐらいの時の思い出を探っていくと、
母に用事を頼まれたのに、ちゃんとやり遂げられずに母にひどく怒られた時に、
「私の方が正しいのに。お母さんが間違っている!」😡と思ったという出来事が思い出されました。
- お母さんは機嫌が悪かったから怒ったんだ
- お母さんはお腹が減っていたから機嫌が悪かったんだ
- 小さい私が、頼まれごとができるはずがない
- できなかった時に怒られないように、しおらしくしていればよかったんだ
自分が親の立場で考えれば、4歳の子どもが親より正しいはずがありません。
子どもは経験も少なく、その時の状況を正しく判断できないのに、大人になった今でも、当時のことを思い出すと「私の方が正しい」と思っているなんて、ビックリです。😮
でも、不思議な事に、当時のことを思い出すと、気持ちがすっかりあの時の子供に戻ってしまうのです。🤔
「お母さんの言うことを聞きなさい」を毎日何回も唱えるようにと講師に指示され、ちゃんと毎日実行はしていましたが、それでもまだ、
「私の方が正しいもん!じゃあ、他にどうすればよかったのさ。フン」😡
という気持ちはなかなか消えませんでした。
でも、私は再発したくないのです。
やれと言われたらやるだけです。
だって、これしか道がないから。😣
ということで、毎日その言葉を唱えました。
家事をしたり、歩いたりしている時に何回も唱えました。
続く
カテゴリー:こころの研究室 投稿日:2023年3月9日