私が心理学を学んだ理由③入院・手術
Blog--こころの研究室
三鷹市、ファミリー歯科医院の佐野サヤカです。
前回のブログは、病気発覚について書きました。
今回はその続き、入院・手術についてです。
その前に、
入院・手術が決まるまでにたくさんの人にサポートして頂けました。
家族はもちろんですが、
「腹膜疑粘液腫患者支援の会」のサポートが心強かったです。
診察の待ち時間にたくさんのアドバイスを頂く機会があり、ありがたかったです。
入院は滋賀県の草津総合病院(現:淡海医療センター)というところでした。
そこには全国から私と同じ「腹膜偽粘液腫」の方や、胃がんなどから腹膜播種された方たちが集まっていました。
私は東京からの参戦(入院)でしたが、北海道から九州まで、いろいろな方が入院されていました。
実は入院自体は、当初こそ不安はありましたが、いざ入院してしまうと、手術さえなければいい環境でした。
4人部屋で同室の方と仲良くなれたこと
遠方から一人で入院されている方が多い病院なので、
- 看護体制が整っていて、医療スタッフの皆さんがとても親切だったこと
- ご飯を作らなくても時間になれば食べられること
- 家事をしなくてもいいこと
- 仕事をしなくてもいいこと
- 昼寝してもいいこと
- 夜更かししてもいいこと(1人部屋に限る)
- 担当の先生が毎日お見舞い(回診)に来てくれる 😆
- そして、みんな同じ病気という同じ悩みを持っている・・・
学生時代の部活の合宿のような感じでした。
手術は4回行いました。
さすがに、それだけやっていると、入院や手術の準備も手際よく、一人で入院することにもずい分慣れました。
- 入院グッズをスーツケースに入れ、宅急便で送る。
- 当日は簡単な荷物で新幹線と在来線を乗り継いで入院。
帰りはその逆をするだけです。
同室の皆さんがとてもたくましく、それを見習って私もずいぶん強くなりました。
2回目の手術で、子宮、卵巣、胆のう、脾臓、腹膜の全摘と、大腸、小腸、横隔膜の一部を取りました。尿管や膀胱にも腫瘍がたくさんついていたようで、先生が丁寧に取り除いてくださいました。
入院生活を振り返り、辛かったことはたくさんありますが、
- むずむず脚症候群が悪化して、眠れなくなったこと
- 術後の経鼻胃管(鼻から胃に通す管)
- 尿管ステントで繰り返す膀胱炎
これらについては機会があればお話しできたらと思います。
入院中も大変でしたが、本当の苦しみは退院してからだったのです・・・😣
続く
カテゴリー:こころの研究室 投稿日:2023年2月9日