私が心理学を学んだ理由⑦初めての心理カウンセリング
Blog--こころの研究室
三鷹市ファミリー歯科医院の佐野サヤカです。
私は現在、✨お口の癖からその方の心理を読み解き、人生を原点から輝かせる活動をしています✨
具体的には心理学をベースにした講座や個人セッションを行っていますが、歯科医師である私が心理学を学ぶことになったきっかけをお伝えしています。
ここまでのお話は・・・
病気になって、手術後の「排便障害」で苦しみ、再発の恐怖に怯える日々を送っていた私。どうしようもなくて、「今までとは全く違うことをやろう」と決意し、「占い」に言ったところ、「心理カウンセリング」を受けるように勧められました・・・。
それまでの私は、強く在りたいといつも思っていたし、自分は強い人だと思い込んでいました。
「病気の原因はストレスではないか?」とよく言われましたが、
「ストレスは誰にでもにあるし、自分にストレスがあるのも当たり前で、その程度のストレスで病気になるのか?」と思っていました。
でも、「今までと違うことをやる」と決めたので、
言われたことは何でもやろうと思っていたため、カウンセリングを受けることにしました。
でも、肝心の「相談内容」は決まっていませんでした。
一体何を相談しようかと考えたところ、「ストレスに強くなりたい」ということを相談しようと思いました。
ストレスに強くなったら、病気のストレスだって、これから新しいことやるストレスだって、仕事のストレスだって、問題なくなる!
ストレスに弱かったら、それらが全てマイナスになって、病気がどんどん悪くなってしまうと考えたからです。
そして、当日、
「ストレスに強くなりたいんです!」という私に、カウンセラーさんは落ち着いた声で
「では、まずご家族のお話を聞きましょうか?」とおっしゃいました。
ストレスと家族の問題と、一体何の関係があるのか、私にはさっぱり分かりませんでした。
「えっと・・・。(;^_^A・・・言いたくありません」
私は、家族(実家)とあまり上手く行っていなかったので、言いたくなかったのです。
でも、せっかくなので話をしましたが、
途中で胸が苦しいし、吐き気がするし、涙が止まらなくなりました。
これには、自分でも驚きました。
そして、
どうも私は、「家族に対して思うところがあり、それを見ないようにして生きてきた」
ということがその時はっきりと分かりました。
計3回のカウンセリングを受けて分かったことは、こんなことでした。
- 私は親に対して不満を持っていた
- その不満は、子供の頃に親に甘えられなかったことだった
- 家族の中で誰も自分の味方はいないと思っていた
でも、
- 親は当時は今の私よりも若かった
- だから、子育てが上手くできないのも仕方がない
- だから、仕方のなかったことだと親を許そう
- 若い親が私を一生懸命育ててくれたこと、それには感謝しよう
これをきっかけに心理学に興味を持ちましたが、実際に学ぼうとは思いませんでした。
紹介して頂いたところは、当時オンラインでの受講ができなかったからです。
そして、私は次のチャレンジをしました。
続く
カテゴリー:こころの研究室 投稿日:2023年2月18日