クリーニング中に詰め物が取れた、これは過失なのか?

三鷹市、ファミリー歯科医院、院長の佐野真弘です。

例えば、クリーニング中に昔の詰め物が取れてしまった、とします。

これは歯科医院側の過失なのでしょうか?

クリーニングという処置は、歯石を取ったり、フロスを通したり、とさまざまな処置をします。

歯石などはとても固いですし、フロスを通すのも歯と歯の間がきつい場合は当然、ある程度の力が歯に加わることになります。もちろん医学的に妥当で必要な処置です。

その時にその力で詰め物が取れてしまうことも有り得るかもしれません。特に古い詰め物や取れかかっていた詰め物などは取れてしまうかもしれません。

これは我々が悪いのでしょうか?

もし取れてしまう位の状態なら虫歯になる前に、早めに取れて新しく治療をした方が良いのではないか?と思います。

取れる前にそれを予測出来ればよいのですが、実際にそこまで調べるのは難しいです。

その人によって使い方も違うし、噛む力も違うし、生活習慣も異なります。みなさんお口の中に無数に詰め物が入っていますし、接着の程度を臨床的に詳しく調べることなど不可能なのです。

これを過失というのなら医院側と患者側と良好な信頼関係が築けていない、ということだと思います。もう、その患者はそこの医院には通わない方がいい、と思います。

人間の体を扱っている以上何が起こるか予想もつかない事があります。

そのような時、いつも謙虚な気持ちで診療室に立つことを心がけています。

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三鷹 歯医者 ファミリー歯科|三鷹の歯医者

投稿日:2009年6月20日  カテゴリー:患者さんへのメッセージ, 歯科疾患